2012.10.10 Wednesday
2012年最後の試合・・・そして金本知憲選手の引退試合。
金本の打順は4番レフト
写真がいつものごとくイマイチなのが残念・・・
先発は能見と三浦
能見は奪三振の記録が、三浦は10勝が掛かった試合になった
1回表
能見は打者3人中2人を三振で仕留めて174奪三振で讀賣の杉内と並んでタイトル獲得
ファンからしたらもう一個三振取って単独でタイトル獲得してもらいたかったけど・・・まぁ来年の活躍に期待しよう・・・
2回表
能見からメッセンジャーに交代
メッセも10勝かかってるし今日のピッチングは今シーズン最高の内容やった
8回を打者25人 93球 被安打2
打つほうでも活躍したメッセンジャー
2回裏
1死から隼太と藤井が連続ヒットで出塁し メッセンジャーはレフトオーバーのタイムリー2塁打 2-0
野顔負けのクリーンヒットやった
あぁ・・・その打点 金本についてたら長島の歴代打点抜いてで6位になれたのになぁ・・・とつぶやいてみた
6回裏
金本が先頭打者でレフト前にヒットで出塁
その後、いつもよりリード大きいなぁと思ってたら新井の初球に盗塁!
キャッチャーの送球も逸れてセーフ!次の塁を狙う姿勢、魅せて頂きました
と、思ってたら新井がセンター前にヒット
まさかまさかの金本が本塁まで激走!!
結果はアウトやったけど、引退するその日も全力でプレーするその姿
ファンはきっと忘れません・・・
金本が本塁でアウトになる間に新井は2塁到達で 続く良太もセンター前にヒット
さっきの新井のヒットよりも深かったから2塁から新井の足でもセーフ 3-0
9回表
ベイスターズ最後の打者荒波の打球は金本が守るレフトへのフライ
2005年9月28日の優勝が決まったあの時と同じように金本は左のグラブでキャッチ
そのまま天高く左手を突き上げてゲームセット
何かホンマに最初から最後まで金本にスポットライトがあたるような試合運びやった
金本知憲選手の引退セレモニーでの挨拶の言葉を動画を見ながら文字に熾してみた
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まず 最初に僕を生んでくれた両親 アマチュア時代から広島時代、阪神時代、 僕の野球人生に
かかわった全ての人々に心より感謝申し上げます
思い返せば10歳の時に 野球を始め常にプロ野球選手を夢見てボールを追っかけてきました
その夢が叶ったのは 21年前の地元生まれ育った広島カープへの入団でした
プロ野球の世界は自分が思ったよりも とにかく厳しい世界でした
必死にバットを振って必死に重たいバーベルを担いで一生懸命、本当に一生懸命、無我夢中で
やってきましたが、なかなか結果が出ず 苦しい思いをした最初の3年間でした
今のその3年間の苦しみというものは僕の野球人生、僕の人生そのものにおいても大きな財産となっています
2003年にタイガースに移籍してきまして、いきなり2003年 感激の優勝を味あわせていだきました
立て続けに2005年も4番としてリーグMVPを獲得し、また優勝させていただきました
2003年からは常に この甲子園球場 毎年300万人の観客を動員しあのジャイアンツにも10年間で2回しか負け越していません
この甲子園球場というのは自分の持っているチカラ以上のモノを引き出してくれました
しかし、そうも人生はうまく行きません
3年前に肩を怪我してからは 自分の思うようなプレー、パフォーマンスを出すことが出来なくなりました
それから、常に引退の二文字が頭を過るようになりました
自分でも もう辞めたい、もう嫌だ、悔しい思いをしながらも
ファンの皆様の あの金本の特大ホームランがもう一回見たい あの弾丸ライナーのホームランが見たい
もう一度、3割30本打つ金本が見たいという声に励まされ 必死にリハビリに励んできました
しかし、なかなか元のパフォーマンスに戻る事は出来ず、今日ここでユニフォームを脱ぐ決意をしました
悔いや心残りはたくさんあります
チームとして2回優勝を経験しましたが、最後にもう一度、優勝したかったです!!
そして阪神ファンが一番喜ぶ瞬間である 日本一という瞬間をこの甲子園球場で どうしても達成したかったです
残念ながら その悔いと心残りは今日ここに居る後輩達に託す事にします
DeNAベイスターズの皆さん、今日自分の引退セレモニーに ご参列頂きありがとうございます
DeNAベイスターズは今年、中畑新監督を迎えチームの雰囲気もガラッと変わり常に注目されるチームとなりました
しかし、一番目立っているのは監督でした
選手の皆さん、選手より監督が目立つようではダメだと思います
監督より選手が目立つことを中畑監督も望んでいると思います
来年ベイスターズが 優勝争いをするようなことになると一番 日本で注目されるチームになると思います
日本球界のためにも何とか来年 意地を見せて優勝争い期待しています
最後になりますが、もう僕はこの甲子園の左バッターボックスでフルスイングすることはもうありません
ダイヤモンドを全力で走り抜くことも もうありません
レフトのポジションでボールを必死に追いかけることも もうありません
正直言って寂しいです
やり残したことは沢山あります
僕のやり残した分まで今ここに居る後輩達が僕の分まで必ずやってくれると信じています!
そして外野を守っていると 兄貴、夢をありがとうとか ありがとうとか色々看板が・・・看板というかボードが目につきます
それは僕がファンの皆様に言いたい言葉です!
タイガースに移籍してきて本当に 快く迎え入れてくれたファンの皆さん、たまにキツい野次もありましたが、
こんな僕でも成績が落ちた時でも、大多数のファンは頑張れ頑張れと背中を押してくれました!
阪神ファンは温かかったです
優しかったです
最後に・・・最後にファンの皆様に一言・・・
本当に夢をありがとうございました!!
心からありがとうございます
そして野球というスポーツ、野球の神様、ありがとうございました!
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金本知憲選手
現役生活21年
出場試合数:2578試合
打席数:10431打席
安打数:2539安打
本塁打:476本塁打
打点:1521打点
盗塁:167盗塁
♪鍛えたその身体(からだ)〜
あふれる気迫〜
さぁここまでぶち込めライトスタンドへ〜♪
かっとばせ〜金本!!
本当にお疲れ様でした
あと・・・阪神を変革してくれてありがとうございました
最後に今シーズンの観戦成績は・・・12勝17敗1分
チームの成績とほぼ比例してるけど、俺が観戦してるのってホームゲームやからなぁ・・・
来年に期待しましょう
| JAM | 1軍 観戦日記 | 03:25 | comments(3) | - |