JAMの昼行灯日記

2007.08.10 Friday

衝撃の面接

職場の人手不足を補うために、ココ何日か、パート、アルバイトの

面接を行っている。

正直、初対面の方にアレコレ聞くのは苦手なんやけど、

立場上そうも言っていられないのが現状

で、今日もアルバイトの面接を行ったンやけど、今日来た子はには

正直驚いた。

年は２１歳、見た目はチョイワル風

でも、履歴書を見て、こんな子も実際に居るんやと思った。

志望動機の欄に書かれていたのは、弟を養うため

彼が言うには、高校１年の時に父親が蒸発。

高校を中退して就職・・・。だが、その職場に弟が泣いてやってきた。

家に帰ると、母親も居なくなっていたらしい。

彼自身は悪ガキやったらしいが、幼い弟の高校へ進学したいという夢を

叶えてやる為に、身を粉にしてもお金が要るとのこと。

自分がワルをやっていたから、もし、弟が人を傷つけてしまうかも

しれないので、その時の貯えもしておかないといけないと思うので、

働かせて欲しいと言うことやった。

残念ながら、彼は他社で正社員として働いているので、ウチでは雇って

あげられない

他の職種でなら、兼業もイケるんかもしれないが、申し訳ない気持ちと

頑張って、弟を養ってあげて欲しいと、いう気持ちでいっぱいになった。